幸せを掴むための心とは

ジョイアスバンド出演の写真

 先日、中学2年生の息子が、今なぜ、いろんな事を学んでいるかを保護者に書いてもらう宿題がありました。

 私は、「皆さんには、夢のある人やまだ見つからない人がおられると思います。しかし、大人になるにつれ、自分のやりたいことが見つかるでしょう。その時に、体力や知恵、心の強さや優しさなどが必要となります。その必要なものを身につけるために今いろんな事を学んでいます。」と書きました。

  必要な心とはなんでしょう。人は幸せになるためにいろんなものを求めます。優しい人と結婚がしたい。良い子供に育ってもらいたい。感動的な人生を送りたい。気の利く人と仕事がしたい。私のことをわかってもらいたい。人に認めてもらいたいと思います。つまり、与えてもらうことで幸せが掴めると思うのです。しかし、幸せを掴みたいのなら、与えてもらうものではなく、与えることを考えなければなりません。人に優しさを求めるのなら、人に優しくする。感動的な人生を求めるのなら、人を感動させる。自分のことをわかってもらいたいのなら、人のことをわかるようになる。認めてもらいたいのなら、人を認める。良い子供に育てもらいたいのなら、親孝行をする。などといった、人に与える心になるのです。

 これは、損をしているように思いますが、将来は、必ず、幸せを掴むことができます。ですから、将来を楽しみに人の嫌がること、しないことでも進んでさせてもらいましょう。

 おやさまは、病気や悩み事を助けてもらいたいと願われる人たちに、「人たすけたら我が身たすかる」と言われました。助かりたい心から、助ける心になることを教えらたのです。これが、陽気ぐらしを味わえる心の使い方であります。