コミュニケーションを深める音楽活動(ジョイアスバンドの理念)

豊かさよりも、たすけ合いの行動を

 ~ ありがとうがあふれる生活に ~

 

 ジョイアスバンド指導者の渡辺敏嗣です。ジョイアスバンドは、丹波市春日町の大路地区を拠点に、幼児から中学生までの子ども達とママさん達で、楽しく鼓笛活動をしています。

 

 ジョイアスとは、陽気という意味です。陽気とは、たすけ合いから生まれる喜びです。たすけ合いの行動によって、よりよいコミュニケーションがとれるよう、子ども達に、心を粗末に使わないよう、心を大切に使って、たすけ合いの行動を伝えています。また、ママさん達には、たすけ合いの基本である、夫婦仲を大切にすることを伝えています。

 

 子ども達には世のため、人のために活躍してくれる人に育ってもらいたいと願います。そのために、子ども達にはたくさんの“ありがとう”の言葉を掛けています。子ども達の心に、たくさんの“ありがとう”がたまれば、感謝の心が芽生え、「たすけ合い」という行動へとつながっていくことと信じています。「たすけ合い」の行動とは、自然と「ありがとう」と言ってもらえれる人になることです。

 

 人は豊かになればなるほど、人と人との関係を煩わしく思い、一人になろうと考えがちです。しかし、人は決して、一人では生きていけません。豊かであっても、たすけ合わなければ、心が寂しくなります。たとえ豊かでなくても、たすけ合うことができれば、幸せを感じれます。ですから、たすけ合いが必要と思うのです。

 

 この音楽活動を通して、子ども達と共に感謝の心を大切にして、コミュニケーションを深めていきたいと思います。