明るく喜びいっぱいの人生を送るには

ジョイアスバンド出演の写真

 皆さんこんにちは。新春交流会の出演も無事に終わり、皆さんに喜んでいただくことができました。ありがとうございました。

 

 天理でマーチングバンドをしている長女が、全国大会に出場し、0.4点差で惜しくもグランプリは逃したものの金賞を受賞することができました。全国大会に向けての厳しかった練習は、とてもいい経験になったことと思います。

 

 人は、いろんな経験をして成長していくものと思います。ですから、子供たちにも、いろんな経験をして大きくなってもらいたいと思います。しかし、子供たちの経験も、親の導き方によって、良き経験になったりならなかったりすると思います。良き人生とは、明るく喜びいっぱいで送ることでありますから、どんな出来事があっても、瞬時に喜びに替えることができる心に育ってもらいたいと思います。

 

 天理教の教祖おやさまは、経済的に恵まれた家庭に嫁がれました。親神様の思いのまま、家の財産を全て困っている人に施されました。その結果、明日食べる物がなくなり、子供たちに不自由を掛けられましたが、その中、健康で生かされていることを喜びとして家族で歩まれました。どんなに経済的に恵まれていても、喜びを見つけられなかったら、不平不満を抱えて明るく喜びいっぱいで暮らすことはできないことを教えてくださいました。

 

 ある時、奥さんが夜勤のある仕事をされていて、疲れて昼間に家で寝てしまう奥さんの姿に、不満を持たれているご主人から相談を受けました。私はその方に、病気で寝ていられると心配で仕事にも手につかないけど、健康で寝ているのなら結構と思うて喜ばないといけませんよとお話しすると、そんな風に考えるのですねと喜んで帰られました。健康でいることを喜びの基準にするとどんなことも喜べます。その上で、人のことを思える心に成長してもらいたいと願います。

 

 人のことを思える心に育つには、病気をしたら、病気をした人のことを思える心に、人に嫌なことを言われたり、されたりして困ったことがあれば、困った人のことを思える心になるチャンスであると捉えて、親が子供に良きアドバイスをすることで、将来、良き人生を送れる心に育ってくれることと思います。

 

 いろんな経験の中から、豊かな心になれるかどうかは、親の導き方だと思いますので、親自身も、なんでも喜びに替えれる心になれるよう、子供を持つ親として、お互いに心を磨きたいと思います。