心を磨く努力をしましょう

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  皆さんこんにちは。人は生きていく中、楽しいことばかりではないと思います。時には、つらいことや悲しいこと、理不尽なことなど、自分にとって良いことばかりではない思います。しかし、そんな時でも、子供たちには、良き心の使い方が出来る心に育ってもらいたいと願います。

 天理教では、人間の生きる目的は、陽気ぐらしであると教えてくださいます。そして、この身体は、神様からの借り物であり、心だけが自分のものとして自由に使わせていただけるのであります。私たちは、親神様から心の自由を与えて頂いているお陰で、嬉しいとか楽しい、感動をしたり、感謝したり出来るのであります。もし、心の自由がなければ、車にガソリンを入れるのと同じで、喜びもなければ、「ありがとう」の言葉もなく、とても味気ないものになります。我々人間は、せっかく、心の自由を与えていただいているのに、感謝もしなければ、喜びもしない。それよりも、腹を立てたり、欲を出したりと自分の事ばかり考える心では、とても陽気ぐらしを味わうことが出来ません。

 教祖おやさまは、難儀苦労してこそ心が磨かれると教えて下さいました。ですから、子供たちが、つらいことや悲しいことに出会った時は、心が育つ時と捉えて、どう喜んだらいいか、どのような心になればいいかを一緒に考えることで、親子で心が磨かれると信じています。

 心は、ほったらかしにしていると汚れていくものです。だからこそ、心を磨く努力をすることが大切です。その努力によって、どんな時でも、喜びを見つけ、感謝をし、その感謝の心が助け合いという行動へと変わり、陽気ぐらしを味わえると聞かせていただくのであります。